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GRANBUSSIA

Barolo Riserva GRANBUSSIA 1995 ALDO CONTERNO

バローロ最高峰のひとつ、グランブッシア。
名前だけでも圧倒されます。

泣く子も黙る

鬼に金棒

数あるバローロの中でも屈指の長命を誇ります。

幾重にも緻密に織り込まれた構成は情報量も半端なく多いため、解いてゆくのが大変であります。

その片鱗を見せ始めた1995年ヴィンテージ。
ようやく青年期を脱した様です。

(2012-03-02 18:24:16)

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燃える太陽

Austri Langhe 2004 San Fereolo

ドリアーニでは重厚で長期熟成に耐えるドルチェットが造られます。
しかしこちらはバルベーラ。

紫ベリーやスミレの濃密で華やかな香り。
滑らかで果実味は厚く熱い。

ここの造るドルチェットとは外観、香り、味わいなど正反対の個性。
両者に共通するのは共に熟成向けのワインであるという事。
そして抜栓後の好ましい変化。

時間を掛けて楽しんでください。

(2012-03-01 18:24:02)

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西イタリアンリヴィエラ

Riviera Ligure di Ponente Pigato 2009 Le Rocche del Gatto

今回は2009年ヴィンテージです。
昨年出会った中で、とても印象的だったこの造り手。

濃いめのイエローで緑のトーンが残っています。
この色調はマセレーションから来ているようです。

濃密なリグーリアのバジリコを思わせるグリーンノート。
洋ナシやアプリコット、レモンバーム。
すこしスパイシーさも。

こちらの造り手は樽を使わないのですが、葡萄の力だけで十分の飲み応えがあります。
旨味エキスは密度が高く口中を満たします。
余韻もとても長くとどまります。

イタリアンリヴィエラの甘い潮風。

造り手の哲学、
そして
アルベンガの土地はピガートに合っているのでしょう。

(2012-02-29 23:23:54)

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しなやかBarolo

Barolo Marcenasco 1997 Renato Ratti

近代バローロの一つのスタイルを確立した故レナート・ラッティ。

若いうちは収斂が強くて固く近づきがたいバローロ。

そんなイメージを覆しました。
甘美で華やかな芳香と若いうちから滑らかで柔らかいタンニン。

経験とセンスの成せる技なのでしょう。

暑かった1997年。通常よりも甘く感じる果実味とより円やかな渋味。
グラマーでフェミニン。

(2012-02-27 23:19:30)

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Mazzano強いです

Amarone della Valpolicella Classico Mazzano 1993 MASI

名門マージのトップキュヴェ。

筋肉質で骨格のしっかりとしたマッツァーノ。
もう一つのカンポ・ロンゴ・ディ・トルベの柔らかく大らかな性格とは全く印象が逆です。

20年近く経って少しは丸味も出てきましたが、まだまだ若々しく強靭な体躯を誇っています。

存在感たっぷり。

今シーズン最後のジビエにでも。

(2012-02-25 23:49:46)

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